北海道一周、自転車で走ったよ!?
2010年夏、苫小牧をスタートしました。さて、結末はいかに? 紀行エッセイです。
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2010年7月30日(金) 網走刑務所の近くに泊まる (湧別―網走 114km)
いつも通り午前四時起床。雨に濡れないようにと中に入れておいた自転車を外に出す。
わー、きったねー。さすがに昨日はずっと雨の中を走っていたせいで、自転車の至るところに泥がはねている。うーん、なんか気分よくないね、このまま走るのも。
天気はどうかな、と空を見上げてみる。雲は出ているが、ところどころ青空が顔を覗かせていた。
えーと、こんなに晴れたのは四日振り、ですか。
はぁーっと大きく息を吸い込む。うーん、空気がおいしい。気持ちがいい。さあって、気分がよくなったところで自転車をきれいにしますか。
と思ったら泥を落とすための水がない。
あっ、そっか、そっか、あった。というか、そこしかないでしょ、トイレの洗面台の水。と、思いついたまではよかったが、今度はその水を運ぶための入れ物がない。そこらへんにバケツやコップ、落ちているわけないよね。仕方ない、両手をコップ代わりにして水を運びますか。あちゃー。半分以上こぼれたやないかい。十回以上往復してようやくきれいになった。
今日は最低でも網走まで行きたいところ。百キロはないので、普通に走れば行ける距離。
走り出してしばらくすると、サロマ湖が見えてきた。朝日にキラキラ輝く湖面。実に美しい。何か神々しさを感じさせてくれる。ところで、このサロマ湖、全国で第三位の面積を誇るそう。
へー、そうなんですか。それは知りませんでしたな。一位、二位は知っていたが(もちろん、琵琶湖、霞ヶ浦)、三位が北海道にあったとは。ちょっと意外。
途中、サロマ湖のビュー・ポイントであるピラオロ展望台に寄る。が、はっきり言ってたいしたことがなかった。というか、湖が大きすぎて目に入るのが水ばっかりなんですよ。景色として楽しむのにはもっと小さい湖の方がいいんでしょうね。
この近くにはもう一つ展望台があるらしい。しかもそこはここより見晴らしがいいそう。よし、行こうか。と思ったが、五キロも山の中へ走らなければならないと知ってやめた。
だってぇ、坂上るの嫌だしー。それにせっかくの晴れ。なんか今はもっと先を走りたい気分なんだもん。
それにしても久しぶりの青空。走っていて実に気持ちがいい。繰り返し現れるアップダウンも苦にならない。とはいえ、思いっきり太陽が出ると、やっぱり暑い。喉が渇く。うーん、夏ですな。
湖周の公園線に差し掛かる。いやー、ここ、いいです。湖がよく見えます。気持ちのいい道です。よし、ここは走りを堪能しよう。そう思い、自転車を漕ぐことに専念。
が、あまりに専念しすぎたせいか、途中寄ろうと思っていた「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」へ入る道を見落としてしまった。
あっちゃー。どうしましょ。まー、いっか。戻るのも面倒くさいしね。
そのまましばらく行く。すると、自転車に乗った小学生らしき男の子がわたしの前を行くのが目に入ってきた。よく見ると野球のユニフォームを着ている。これから野球の練習にでも行くのだろうか。
それにしても、この少年、後ろから走ってくるわたしのことが気になるのか、さかんに後ろを振り返る。いつの間にかわたしが少年を煽っている形に。いや、そんなつもりはまったくないのですが。
でも、ちょっと面白い。本当に煽ってみようかと思い、試しにスピードを上げてみた。すると、少年の振り返る回数が徐々に増えてきた。オラオラ、ウリウリ。あはは。けっこう楽しいですな。

サロマ湖を過ぎ、旧常呂町に入る。常呂といえば、なにはなくともカーリング。本橋マリリン、いないのでしょうか。探してみましたがいませんでしたな。
ところで、ちびちび飲んでいた飲み物がとうとう切れました。
うへっ。こんな暑いのに飲み物がないなんて、熱中症がちょっと心配。こりゃ、まずいと思い、スーパーを探す。サッポロやツルヤ、どこかにないの?
しばらく走ると、一軒のスーパーが目に飛び込んできた。ほっ。助かった。が、近くに寄ってみるとまだ開店前なのか、店内の照明は落ちたまま。自転車を降り、近寄る。自動ドアを見ると、「九時開店」の文字が。ちなみに現在の時刻は八時四十分。
うわっ、マジですかー。
はーっ。あと二十分かぁ。今はこの二十分が死ぬほど長い。
待てねー。喉渇いたよー。なんか飲みたいよー。心の中で駄々をこねる。
といっても状況は変わるわけでもない。うーん、どうしよう。でも、二十分も待てねぇしなあ。
なんてことを考えていると、暗い店内から一人の店員が出てきて、窓を拭き始めた。なんだか片桐はいりを十歳ほど若くした感じの女性。
「まだ開店しないですよね?飲み物買いたいなあなんて思ったりして」わたしの笑顔の引き出しの中にあるとびっきりの愛想笑いを出して訊いてみた。
すると、それが功を奏したのかわからないが、「あー、飲み物ですか。だったらいいですよ」なんとドアを開けて店の中に入れてくれた。
うわっ、マジ?よっしゃー。心の中でガッツポーズ。言ってはみるものである。
それにしてもなんて優しい人。片桐はいりなんて失礼なことを言ってすいません。あなたは天使です。あっ、でも、そうすると片桐はいりに失礼になるか。あー、つまり、どっちもゴメンナサイ。
レジで会計を済ませながら、片桐はいり、いや間違えた、天使さんに話しかけてみる。
「どうもありがとうございました。おかげで助かりました。それにしても最近ずっと雨が降って、自転車で走っていても大変なんですよ」
「でも、今日は逆に天気がいいからさあ、喉が渇くかもしれませんねぇ」
ズッコケた。バリバリの北海道訛りだったのである。うーん、でも文字じゃ伝わらんか、このイントネーションは。
それはともかく、なるほど。そうかもね。もう、こんな思いはしたくない。ついでにもう一本買っておくか。と思ったが、荷物になるのでやめておいた。

「オホーツク自転車道」の標識が現れる。おお、もしかして北海道で初めての自転車道じゃない?よーし、久しぶりに車を気にしなくて気持ちよく走れるぞ。
と、思ったのも最初だけ。はっきり言って、ここの自転車道イマイチ。道は狭いし、路面状況もお世辞にもよいとは言えない。
国道の方が走りやすいかも、と思い、すぐに国道に戻る。実際走ってみると、国道の方が走りやすかった。あはは。意外とそんなもんです。
国道を逸れて、能取岬へ通じる道へ。その途中、一匹の動物が道路の真ん中で顔だけこちらに向けて立っていた。
ん?なんだ?しばしじっと目を凝らす。
もしや・・・・・・もしや、キタキツネ?・・・そうだ、そうだよ!やっぱりキタキツネだ!うわー、マジで。
いやー、驚いた。まさか本物のキタキツネを見れるとは。じんわり感動。涙がちょちょ切れそう。嬉しさのあまり泣いちゃうかも。
「こんにちは。よろしくね」
キタキツネに向かって手を振る。しかし、キタキツネちゃん、そんなわたしの気持ちもおかまいなしにさっさと林の中に去っていった。
おーい!待ってくれよー。後ろから声で追いかけるも彼(彼女か?)には届かず。
あーあ。行っちゃった。残念。もうちょっと見ていたかったのにー。
しばらく走っていると、前からキャンピングカーがやってきた。なにやらライトでパッシング。もしかして、これ、わたしに挨拶してるわけ?わーお。こんなの初めて。嬉しさのあまり、ドライバーに向かって大きく手を振る。すると、なぜか大笑いしながら手を振り返してくれた。あれ?いったい何がウケたのでしょう?
しばらく行くと今度はオートバイがやってきた。こちらもわたしに向かって手を振ってくれる。お返しにとばかり、これ以上ないというくらい大きく手を振ってみる。すると、こちらもなぜか大笑い。え?何がツボなんでしょう?
でも、楽しいー。なんかすげぇ、楽しいー。人を笑わせるのってこんなに楽しいものだったのか。なんだかクセになりそう。
ようやく能取岬に到着。と思いきや、なぜか砂利道の細い道が続いていく。どうしたんでしょう?行けども行けども岬らしいところに出ませんけど・・・・・。あはは。どうやら道、間違えたようです。
来た道を引き返し、今度こそ能取岬に到着。
だだ広い原っぱにたくさんの牛や馬が放牧されている。おお!すげー!こんなにたくさんの生牛、生馬はじめて見たぜ、というくらい実に圧巻の眺め。
試しにどのくらいいるのか数えてみた。一、二、三、四、・・・・・なんとまあ、百頭以上いるではないかーい。
それにしても面白い。わたしの目の前にいる牛、おまえ、いつまで食べているんかい、と思うくらい黙々と草を食べているのである。ほんと飽きないでよく食べれるよなあ。と言いつつ、それを見ているわたしもちっとも飽きないんだから人のこと、いや牛のことは言えないのである。
更に面白かったのが、近くに落ちている牛のウ○コのすぐそばでも平気で草を食んでいたこと。これ、人間にたとえれば、トイレでウ○コをした後、流さないでご飯を食べるようなもんでしょ。さすが動物、人間と違って実に逞しい。妙なところで感心。
岬の先端へ向かう。細く長い小道をてくてく歩き断崖の手前に到着。上から身を乗り出してはるか下に広がる海を覗く。
うわー、すげー汚れているじゃん。なんだよ、これ。なんかこう、もっときれいな海を想像していたのだが。と思いつつ、しばらくマジマジ見ていると、自分の間違いに気がついた。いや、汚れているなあと思って見ていたのは、実は海の底。つまり、海の底が見えるほど、ここの海は透き通っているのですよ。どっひゃーん、そうだったのか。それにしても、ここまで海底が見えるとは。よっぽど透明度が高いんですね。

午後一時半、網走入り。まずすることといえば、自転車屋を探すこと。いや、実は札幌で修理してもらったシフトグリップ、あれがまた壊れてしまったのですよ。それと、ここ数日の雨で、チェーンが油切れおこしてギコギコうるさいのです。ついでに油も借りようかなあと思ってね。
早速、市役所で教えてもらった自転車屋へ。すいませーん、油貸してくださーい。
すると、なんだい、といった顔で店主が奥から出てきた。
「油切れかい。まー、いいけど」と言うわりにはあまり貸したくないご様子。どうやらわたくし、歓迎されてないみたいです。
店主から油の入った小さな容器を受け取る。少しずつペダルを回しながら、油をチェーンに垂らしていく。おおー、いい感じ。ペダルをくるくる回転させると、実になめらかーな具合にヘーンシン。続いてシフトグリップの調子を診てもらう。
「あー、こりゃ、ラバー部分とプラスティック部分を接着させないとダメだね」
うーん、そうなんですか。というか、そうすれば直るってことなんですかね?
「・・・・・・多分。ま、ウチはこういうのはやったことないけどね」こんな修理やりたくねぇな、という顔で実に気だるさそうに言う。
ムカーッ。なんかその言葉を聞いたら、その様子を見たら、腹が立ってきた。ここで直すのが馬鹿馬鹿しくなってきた。だって、こっちはお客なんだよ。お金を出すんだよ。なのに、なんでこんなやりたくなさそうなところに頼まなきゃいかんのよ。「はい、喜んでやらさせていただきます!」と言ってやるのが、店側の流儀なんじゃないの?
あーあ、アホくさ。あまりにもアホくさくなったので、ここの近くに他に自転車屋はないですか、と訊いてやった。すると、このすぐ近くにもう一軒あるという。オッケー、オッケー。そこ行こ、そこ。
教えてもらった別の自転車屋へ。早速、シフトグリップの故障を診てもらう。
すると、「あー、これはグリップごと交換しなきゃだめだねえ」という答えが返ってきた。
あれ?さっきの自転車屋と言ってること違うんですけど。どっちが本当なの?
うーん、本当に交換しなきゃいかんのかどうなのか。不安。しかも、グリップ代が五千円、それにプラスして技術料がかかるという。
たけー。たけーよ。あーあ、そんなにかかるんならやめておくか。それに店主を見ると「やりたくないよ」と顔に書いてあるし。というよりなにより、また途中で故障したら、旅先じゃあ文句も言えないじゃん。まさかまた直してもらうためにわざわざ網走まで戻ってくるわけにもいかないし。
とまあ、なぜ、わたしがそこまで考えるのか。
札幌で完璧に直ったと思っていたというのに、結局は直っていなかった。それがちょっとトラウマになっているのです。
たくさんのところを直してもらい、いろいろなことを教わった。しかもとても安い料金で。その店主の器の大きさにいたくわたしは感動した。あれはいったいなんだったんだろうか。返してくれよ、感動。
まあ、いいや。決定。この自転車は今から八段変速と相成りました。北海道走り終わるまでこれでいこうと思います。まー、今までもこれで走っていたので、問題はないでしょう。

さて、現在、午後二時過ぎ。うーん、なにか先を急ぎたいところ・・・・・。でも、やっぱり網走といったら刑務所だよね。さすがにそこをスルーすると後悔しそうな気が。
まー、行くか。せっかく網走に来て刑務所に行かなかったら、なんかもったいない気もするし。
というわけで、まずは本物の網走刑務所へ行くことに。おお、驚いた。いやー、刑務所というから、さぞかし人里離れた寂しい場所にあるのかと思っていたのだが、実際は、車がビュンビュン飛ばしている国道のすぐ近くにあった。更に驚いたのは、すぐそばには団地があり、人々がごく普通に日常生活を営んでいることだった。
おいおい、大丈夫なのか。極悪犯が脱走して住民を襲わないのか?人質にとって身代金を要求しないのか?
人事ながらものすごーく心配。
以下は後でわかったことである。なんでも網走刑務所は昔はともかく、現在はそれほど重い罪の受刑者は服役していないそう。もちろん近年、脱走事件も起こっていない。
あはは。どうやらわたし、テレビや映画の見過ぎのようです。
次に訪れたのは、昔の網走刑務所を再現した「博物館網走監獄」。
入場券を買うため列に加わる。しばらくそのまま並んでいると、わたしの前にいた若い女性が振り返り、「これ、持っていますか?」と一枚の紙を出してきた。見ると、それは団体割引券。女性の前にはおばあちゃんと弟らしき人も一緒。
はい?なんですか、それ?もちろん、そんなもの持っているわけありません。だって一人で来ているわけだし。
わたしが訝しげにしていると、その女性は、「よかったら、一緒にチケット買いませんか?」と申し出てきた。
え?ウソ?いいの?マジで?これ、使うと割引になるんでしょ。もちろん買います。買いますよ。異論、あるわけないじゃないですか。
結局、四人で入るということにして、団体割引にしてもらった。おかげで千五十円(高い。本当にそんなが価値あるのか)のところが九百四十円になった。でもなぜ誘ってくれたのかは謎。
お嬢さんに深く礼を言い、門をくぐる。正直、刑務所のネタだけで、そんなに見るべきものないだろうと思っていた。どうせ、子供だましなんだろうと。
そんなことありませんでした。意外と見るもの、ありましたです。現在の裁判、昔の囚人の入浴や食事の様子、網走刑務所の歴史、などなど。
中でもわたしが一番関心を持ったのが、北海道道路建設の成り立ち。服役していた囚人たちが工事に駆り出され、その工事の途中、極寒の地で多くの人たちが亡くなっていったという。
そうだったのか。知らなかった。そんな尊い命の犠牲の上で道路ができたのですね。わたしたちが走れるのもそういった人たちのおかげなのですね。そう思うと、とても申し訳ないというか、ありがたいという思いが募ってくる。罪を犯したとしても、わたしたちと同じ人間であることには変わりない。感謝。
いやー、案外よかった。ここはたっぷり二時間はいましょう。

思いのほか博物館がよかったので、すっかりお風呂に入る時間が遅くなってしまった。ちょっと急ぎましょ。
今日のお風呂は、「網走観光ホテル」のお風呂。さっき電話で訊いたところ、日帰り入浴もOKということで決めたのである。
キツイ坂を上って到着。早速、フロントでお風呂に入りにきたことを告げ、お金を払う。
しかーし、その時、目を疑うような出来事が。なんと、応対した従業員、お釣りのお金をわたしの手に落とすように渡したのである。いや、正確じゃないな。わたしの手の上にお金を落とした、しかも意図的に。そっちの表現が正しい。その上、一切、わたしの目を見ようともせず。
おいおい、マジかよ。驚いた。今どき、そんなホテルが存在しているってことに。というか、ホテルって他の接客業に比べて、お客に対するマナーがしっかりしているんじゃないの。今までそういう認識でいたのですが。これって間違ってます?わたし、接客業に従事したことがあるので、ことのほかこういうことにはうるさいのです。
あーあ、なにこの人。今どきコンビニでも(コンビニで働いているみなさん、ゴメンナサイ。他意はないのです)ちゃんとお金を渡すよ。というか、それが普通でしょ。それが礼儀でしょ。仮にわたしがあっちの筋の人だったとしたら、刃物の一つでもカウンターの上に突き刺してまっせ。「おまえら、何さらしてんじゃ!」って。まあ、実際、そんなことはできないんですけどね。でも、そんな妄想でもしてなきゃ我慢できなかったのです。
しかし、ここのホテルに対する不満はこれでは終わらず。教えられた浴場に行き、露天風呂に入ると、なんと柵には無数の蜘蛛の巣、しかもお湯には虫の死骸まで浮かんでいたのだ。おいおい、なにこれ?お客を不快にさせるという新しいサービスですか?
まったくよー、やる気あんのかよー。みなさん、ここには泊まらない方がいいです。お風呂には入らない方がいいです。
ん?何?もしかして言い過ぎか?いや、これくらい言ってもいいでしょう。というか、こんなところが繁盛しちゃいかんなわ。そういう話なのです。
しかし、そんなとこでも、一つだけよかったことがあった。脱衣所のすぐ横にコインランドリーがあったのである。しかも駅前のより百円安いという。
おお、ラッキー。これでお風呂に入っている間、洗濯を済ますことができる。時間が節約できる。が、喜んだのもつかの間、なぜか乾燥機、かけてもちっとも乾かないのです。一時間もかけているのに湿っぽいって。これ、どういうわけ?以前利用した乾燥機は三十分でも熱々だったのに。なんなんでしょう。性能の違いなんでしょうか。
ランドリーを回している間、日記を書く。ついでにコンセントの差込口があったので、ケータイの充電も。駅前のドコモショップでしようと思っていたのだが、こちらも手間が省けた。
しばらく日記を書いていると、やたらガタイのいい男たちがぞろぞろと入って来た。中には外国人もいる。見るとみなさん、身長百八十センチ以上。でけぇー。頭なんか天井に届きそうだもんなあ。上半身を見ると、こちらもすごい。今にもはちきれんばかりの筋肉がカチンカチンに固く盛り上がっていて、これが見事な逆三角形を描いている。しかも太腿なんか「なに、ボンレスハムぶら下げてるの」と思うくらいぶっとい。
なんなんでしょう、この人たち。大学の体育会系の合宿なのか。それにしても、これだけ揃うと、威圧感がハンパない。さっきまで大威張りで日記を書いていたわたしも、心なしか縮こまったよう。どうやら本能的に恐怖を感じたみたいです。
お風呂から上がってきたおじさんに、あの人たちなんなんですかね?と訊くと、「サントリーのラグビー部らしいよ」と教えてくれた。
おお。そりゃ、すごい。どおりでがっしりしているわけですな。
今日の寝床は、網走刑務所(本物の方)の横を流れている川岸の東屋にしてみた。いやー、刑務所を見ながら泊まるっているのもなかなかできない経験。
しかし、虫刺されがひどくてなかなか寝付けず。こういうことがあるから、テント欲しいんだよね。おかげで結局、「ジブリ作品はなぜ人気があるのか?」というラジオ番組を最後まで聞くことになった。といってもそんなこと、わたしにはわかりません。だってわたし、ジブリ映画ってほとんど見たことないんですから。
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