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北海道一周、自転車で走ったよ!?
2010年夏、苫小牧をスタートしました。さて、結末はいかに? 紀行エッセイです。
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2010年7月14日(水) 北海道上陸 (苫小牧東港―苫小牧 18km)
苫小牧の港が見えてきた。空は曇り。残念ながら青空は見えていない。
「おい、大丈夫かー。港の周辺は何にもないぞ。こわいぞー」
フェリーの中で仲良くなったおじさんに冷やかされる。
うーん、たしかにちと怖い。
わたしはこれから北海道を自転車で一周しようと思っている。果たしてできるのか。まー、だめなら仕方ない、それまでのこと。
フェリー内の駐車場に降り、自転車にまたがる。たくさんの車やバイク、自転車が次々と吐き出されていく。遅れ気味なわたし、早くも焦る。大丈夫かいな、おれ。不安やなー。
とりあえず走り出す。記念すべき北海道での第一歩。
続々とフェリーから降りてきた車が軽快に走っていく。どんどん抜かれていくわたし。自転車の頼りなさを実感せざる負えない。まるで今のわたしの心境を表しているようだ。
道の両側は木に覆われている。たしかに何もない。富士の樹海に来たようだ。
果たして次ここに戻ってくるとき、わたしは何を思っているのか。楽しみでもあり不安でもある。
というか、その前に無事戻ってこられるのかという話もあるのだが。
緊張と不安のため自然とスピードが上がる。早くここから抜け出したいのだ。
十五キロくらい走っただろうか、ようやく建物やお店が見えてきた。ほっと胸を撫で下ろす。どうやらあそこで野垂れ死にしなくて済んだようだ。
道の左側にお弁当屋さんが見えてきた。その瞬間、今日はここでいいや、そう思った。すでに時刻は午後六時半。まだまだ先は長いことだし。今日はゆっくり寝て明日に備えよう。
ドラッグストアでこのへんに公園がないか訊く。するとすぐ裏にあるとのこと。
おお、ツイている。行ってみるとそこは小さな児童公園。その周りは一戸建てやアパートが並んでいる。正直微妙な感じもするが、夕暮れも近い、これから先探してもっといい寝床が見つかる保障はどこにもない。とりあえず北海道の第一夜はここに決定。先ほど見たお弁当屋でのり弁を購入。これを今日の夕食としよう。
古い東屋が今日の寝床。ラジオをBGMにして眠りにつく。心配なのは明日の天気。雨が降らなきゃいいけど。
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